京都・嵯峨野といえば竹林。そのイメージを上手に使って、竹製品を売る店が嵯峨野にある。「定家」(さだや)。もとより、竹製品は工場での大量生産ができない。一つひとつ手作りとなるから、同じ商品でも削り具合にばらつきがあって、それがまた良い味を出す。昔の生活はどこの家庭でも竹製品がいろいろな生活の場面で使われていた。いつしかそれらはプラスティック製品に取って代わったが、やはり自然素材の道具は理にかなっていて、大きなざるなど梅干しの土用干しには必需品である。「定家」の店内を回っているとどれも買い求めたくなる品だ。実際に買って帰った竹の匙(さじ)など、まことに使い勝手が良い。お薦めのお土産である。
京都・嵯峨野「定家」
竹製品のお店
來自 Shozo Fujii
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